黄昏野

セミリタイアの日々を綴っています。

終末。

会社を定年になっても職場に顔を出す人間。
もっと酷いのは自己都合退職してるのに会社に遊びに来るバカがいる。

そういった未練たらしいことをする人間は転職した先と馴染めず、やっぱり以前の会社に戻りたいとか、定年後、誰にも相手にされない孤独から話し相手を求めに来る。

何度かそういった類いの人間を見てきたけど、心底情けなくて軽蔑していた。

気持ちはわからなくはないけどそこを去った以上歯を食いしばって未練を断ち切らなければならない。

別れたのにいつまでもしがみつくストーカー体質と同類だ。
バカにされてることに気づかないのか、手土産を持って何度も来たりする。

これが人の上に立つ元上司だったりしたら苦虫を噛み潰す思いだろう。

親離れ、子離れ、学校離れ、会社離れ。
誰もがその道を通り、孤独を受け入れ死んでいくのが人生だ。

もがき苦しむ終末は何も肉体に限らない。精神も同じだ。
赤ん坊で生まれてきた時から終わりへの道をみな歩いてる。