黄昏野

セミリタイアの日々を綴っています。

働かずにお金を貰うということ。

社会の安全装置としてベーシックインカムは賛成と孫正義氏がテレビで発言していたのを見て、暗い未来を感じた。

将来、人工知能が人の仕事を奪い
失業者が街に溢れる。
要は治安維持や購買維持のために生きていけるだけの金を国民に配るというものだ。

生活保護制度、年金制度を無くし、
すべてベーシックインカムに統一する。社会保険関係もそこから各自、払うことになるのだ。

働かなくても金を貰えると単純思考で考えれない問題だ。
生活保護者も今までのように医療費免除とはいかなくなる。
その他の恩恵もなくなる制度だ。

そして何より、今まで年金を払ってきた人間は丸損になる。
考えれば考えるほど、ベーシックインカムはあり得ない。

いくつかの国で実験してるみたいだが、頓挫している。
働かなくても金をくれるというシステムの裏では働いて支える層がいるというこだ。

しかし、失業者で溢れる世界を想像すると恐ろしい。
盗み、強盗、あらゆる犯罪が牙をむいて襲いかかってくる。

現行の生活保護制度も犯罪抑止の側面があって、安心して財布を持ち外を歩けるのは当たり前ではない。

外国人にも生活保護費を拠出し批判されてるが、それを止めると日本国民の身に危険が降りかかる。

難しい問題だが、生活保護ベーシックインカムも世界一の治安を守る代金と割り切らなければならないのかも知れない。

しかしモラルに反する人間を税金で養うのは腹立たしい。
4兆円もする高いセコム費用だ。