黄昏野

セミリタイアの日々を綴っています。

無縁坂と就職氷河期世代。

曇りです。
そしてまた寒い朝です。
うんざりします。


運がいいとか悪いとか
人は時々口にするけど
そう言うことって確かにあると
あなたを見ててそう思う。


いまさらながら
無縁坂の歌詞が時代を飛び越え胸に迫る。


就職氷河期世代の運の悪さを見るといたたまれない。
バブル崩壊そしてリーマンショック、暗い暗い民主党政権時代と続く絶望感。新卒でつまずく要素満載で酷いものです。

新卒派遣、期間工、アルバイト。
転げ落ちる人生しか待っていない。
今の好況時に入社する若い人間は能力的に優れてるわけでもないのに正社員で入社できる現実。

仕事も結婚もすべて捨て漂流する。
運が悪いとしか言いようがない。
社会や時代のせいにするなっていう奴は何様?と思う。

そんな就職氷河期世代も上は40歳を越えてきている。下は30歳あたりだろうから物凄い人数だ。

それだけの数の絶望がこの世に蠢いている。社会不安の要素だろう。
静かにそして深く憎しみ、怒りが蓄積されているはずだ。


逆転する道はないではないが、度胸と才能がいる。平凡な人間には無理だろう。