黄昏野

セミリタイアの日々を綴っています。

半年前までいた会社のこと。

今は曇りですが雨の1日になりそうです。晴れて出掛けても虚しい日が続いていたので、家で過ごす雨の日は妙な焦りもなく落ち着くかも知れません。


会社を辞めるきっかけになった部署移動から1年経ちました。

気持ち的にはその日で辞めたかったのですが、厚生年金の掛け金目標の400ヶ月に半年ほど足らなかったのでそれが達成できるまで我慢だと言い聞かせ働きました。

国民年金は別個に36ヶ月払っていて、辞めてから12ヶ月払って48ヶ月にして厚生年金と国民年金の合計で450ヶ月払って終わりにする計算をしてました。

若い時の未納分は今さらどうしようもないので諦めることにしました。
60歳以降も国民年金を掛けることはできるのですが、負担が重いのでしないつもりです。

辞めると心に決めてから働くのもキツかったです。部署移動ですから当然始めての仕事になります。
転職したのと同じですね。

教えてくれる人には申し訳ない気持ちもあり、何度も挫けそうになりましたが、秋まで乗り切ることができ今は良かったと思ってます。

もし部署移動が無かったらたぶん今も働いてると思います。定年まで厚生年金で行けたと思いますが、限界でした。

入社してから5年は人にも恵まれ、楽しく過ごすことが出来ました。
しかし、部署の長が失脚し後任と相性が悪かった自分は飛ばされることになったのです。よくある話です。

それでも会社自体にはなんの恨みも不満もありませんでした。
むしろ50歳を過ぎた人間を雇って働かせてくれたことに感謝してます。

この会社に入ってから人生が好転しました。それまでが酷すぎたのもありますが、基本働く人に優しかったです。

昼食代も無料でしたし、缶コーヒーやジュースの支給もありました。そして残業もなく、有給は完全消化という凄さでした。

信じられないでしょうが、休憩も3時間くらいありました。さすがに辞める頃にはそれは無くなりましたが。

今、振り返っても天国みたかったです。それだけ会社に余裕があったのでしょう。

無職になって心の張りを失ってしまいました。予想以上です。
自業自得ですね。