黄昏野

セミリタイアの日々を綴っています。

老後不安。

年に2回の海外旅行、4回の国内旅行。車の買い替え維持費用、リフォーム代、子供への援助、孫との交流。その他の付き合い。

雑誌を読むと豊かな老後の生活が書いてあり、そのための老後資金が年金を除き5000万円とか。

自分から言わせればこんな贅沢な暮らしをしてたら5000万円でも足りない。

こんな老人を想定して老後不安を煽ってみたところで大多数の世帯、人間には関係のないことだ。

借家かローン支払い済みの持ち家か、それとも管理費、修繕積立金が必要なマンションかでそれぞれ必要な金額は変わる。

どちらにせよ分不相応な暮らしをしなければなんとかなるものだ。
贅沢に慣れると修正は難しい。普段から断捨離をして余計なものは買わないようにしておかないといけない。

断捨離だが、身体が動く50代、または60代前半までに済ませておかないと、1人で片付けるのは困難だ。

ゴミの中で暮してると正常な判断が出来なくなる。
精神は荒廃し、肉体も衰えが加速する。

せっかく買ったものを捨てるなんてもったいないと思うだろうけど、捨てるのがもったいないから買わないに気持ちは変化する。

断捨離をした人は分かるだろうけど、ほんとうに物を買わなくなる。
あげるという物さえゴミになるからいらないになる。

シンプルに暮らすということは心の贅沢を楽しむと言うこと。
物に執着してる時にはいくらお金があっても足りなかった。

ずいぶん捨てたけど、躊躇するのは一瞬で、後は後悔もなく忘れてしまう。忘れてしまうくらい大事に持っていたものは大したことのないものだったと気づかされる。

老後不安という欲望にはきりがない。あまり振り回されないほうがいいと思う。レアケースを取り上げ、金を吸い取ろうとする金融機関。

騙されてはいけない。