黄昏野

セミリタイアの日々を綴っています。

友達でいいから

夏が終わる。
今から30年近く前、会社の同僚女性と仲良くなり、月に何度か飲みに行ってた。

お互い話のツボが合い、一緒にいて凄く楽しかった。
だいたい会うのは会社が終わってからでいつも女友だちが車で迎えに来てくれてた。

帰るのは深夜になることが多くて、一緒に夜景まで見に行った。
そんな関係だけど友だちだから手を握るとかキスするとかはなかった。

いつしか好きになってる自分に気づいたけど、勇気もなく友だち関係を壊すのもイヤだったのでずっともやもやしてた。

でもそんな関係に耐えきれなくなって2年、もう会わないほうがいいと言ってしまった。
女友だちはなんで?私はこれからも飲みに行きたいし、話を聞いて欲しいと言ってた。

でも自分は強引に断ち切ってしまった。女友だちは仲の良い同僚としてしか自分を見てなかったと思う。

自分は女として見ていた。
最初は違ったけど、顔も性格も好きだったからそうなるのもしょうがなかった。

自分が断ち切った後、逆恨みされたのかわからないけど後輩の男と昼休み、見せつけるように仲良くしだした。

とても辛くて苦しかったけど自分が選んだ道だと思い我慢した。
当然、嫉妬で狂いそうになった。
でも誰も責めることは出来ない。

その後、その後輩と結婚したとのこと。それはその会社を辞めて10年ほど経ってから知った。

「友達でいいから」

https://m.youtube.com/watch?v=nO5Mky98v6s

という曲はその当時流行ってた。
自分の気持ちそのままだった。