黄昏野

セミリタイアの日々を綴っています。

税務署に行って来ました。

冷たい雨が降る朝、会社に行かなくていい無職のありがたみを感じます。

40年近く暑い日、寒い日、雨、雪、台風とどんな天候でも出社しなければならなかったことを振り返ると、
今はご褒美みたいなものです。

若い人は大変です。長い年月の労働をこなさなければ生きていけません。まさに苦行です。

さて昨日ですが、税務署に相談に行って来ました。確定申告の相談だったのですが、いつの間にか雑談になり2時間もの世間話となりました。

暇だったのもあるでしょうが、細かい話も含め、中身のある時間を過ごせました。

確定申告ですが、結論としては収入がほとんどないのでする必要はないとのことです。ただし市役所の住民課に行って所得の申告をしなければいけません。

年金に関しては年間200万円以下までは確定申告は必要ありません。
このご時世、単身で年金200万円以上もらえる人などわずかとのこと。

今後はもっと減るでしょう。30代、40代で40年間の平均給与が50万円ある人でももらえる年金額は200万円に届きません。

つまりほとんどの単身者は確定申告が不要なわけです。厳しい時代になったものです。

カルロスゴーンの年収20億円がいかに異常な数字かわかります。
彼の年収が高すぎると批判されるのはサラリーマン経営者に過ぎないからだと思います。

自分がゼロから築き上げたオーナーだったらそこまで言われなかったはずです。そしてその実力も個人の能力以上に過大評価され過ぎたこと。

ミハエルシューマッハが年間200億円稼いでも誰も高すぎるとは言いません。それは彼の命をかけた実力であり、たくさんの人をクビにして得たお金ではないからです。
そこがカルロスゴーンとの決定的違いです。

まあ、あれは金の亡者ですね。
一生ブタ箱に入っとけと思います。