黄昏野

セミリタイアの日々を綴っています。

住民税非課税世帯の優遇と年金の罠にハマるなの話。

今年の6月からめでたく住民税非課税世帯になりました。その恩恵としてプレミアム付き商品券購入引換券が届きました。


内容は20000円購入に対して5000円の商品券をプレゼント。

配当と考えればなんと25パーセントの利率です。闇金もビックリの暴利を行政はプレゼントしてくれます。


それも引き換え当日に5000円分貰えるのですから1日での利率は凄いもんです。

悪名高きトイチですら10日で1割ですよ。

20000円を10日借りて2000円の利子。


それを3000円も上回る5000円。

1日なので10日換算すれば50000円の価値がトイチであるということです。


20000円借りて10日後に50000円の利子を付けて返すわけですから元金の2.5倍です。

それくらいこの引換券に価値があるということを言いたいです。


しかしまあ大盤振る舞いだと思いますね。

その他、住民税非課税世帯は国保7割減免、高額療養費制度と入院時のベッド代、食事代の割引きと優遇されます。


単身者で年金が年間153万円以下と以上では天と地の差です。

年金は貰えば貰うほど税金保険の負担が多くなり、住民税非課税世帯の恩恵は受けられません。


年金の繰り下げ受給を政府が推奨するのは、所得税、住民税、国保等の税金を徴収できるとの目論みもあるのです。


年間200万円の年金をもらったら約20万円天引きされて手取りは180万円ほどになるとかそんな都合の悪い話は当然しません。


5年受給開始年齢を遅らせると42パーセントも増えお得ですよとしか言わない。

手取りで考えれば42パーセントもあるわけがなく、せいぜい32パーセント前後くらいでしょう。


長生きして元を取れる人間なんて僅かです。年金に対して知識のない人たちは年金定期便の数字を信じてます。

国は国民を思考停止状態にさせることに精力を使ってる感じですね。