黄昏野

セミリタイアの日々を綴っています。

怠け者の末路。

歳をとってから若い時にもっと勉強していればよかったと後悔する話があるけど、そんな人は若い時に戻っても遊びます。

たぶん同じことを繰り返します。
目の前の楽を取るのです。辛い勉強は放り投げるでしょう。

もって生まれた人間の本質は変わりません。努力する人はいつでも努力するのです。

なぜこんな話をするかと言うと高校の時に鳥肌が立ったピンクフロイドの大傑作アルバム狂気を聴いてるのに学習しなかった経験があるからです。

あの頃の自分は若く将来の可能性もあったはずです。それをみすみす努力もせずに時間を潰してしまったのです。

狂気に収録されてたTIMEという曲の歌詞の一部を抜粋します。
自分はこの歌詞の意味を理解していたのに教訓を得ることもなく苦から逃げました。


https://youtu.be/pgXozIma-Oc

TIME


お前はただ無駄に時間を浪費していく 。家の中から外の雨を眺め続ける日々
若いお前にとって人生は長い
一日を無駄にしても時間は有り余る

ある日、10年が過ぎ去っている事に気付く 。いつ走り出せばいいのかなんて誰も教えてはくれなかった
お前はスタートの合図を聞き逃していたのだ

お前だけが年老いていく
やがて息は切れ 刻々と死に近づいていく

毎年毎年、一年が短くなる
契機など一向に見つかりそうにない
お前の人生計画はすべて失敗に終わり
予定表はページ半分になぐり書きされた線と化す
........................................................

まさしく自分の人生そのものです。
この歌詞を若い時に読んで震えていたのに、現在のこの体たらく。

世界中の若者の多くが読んだであろうこの歌詞。
でも努力する人としない人は分かれるのです。わかっていてもダメなのは本質的なものでしょう。

狂気の発売から45年もの月日が流れた。教訓は生かされていない。
どんな名言も身につけるのは難しいものだ。

狂気という作品はこれだけの年月を経ても世界中で売れつづけている化け物アルバムだ。

さすがにギネス記録に認定されるだけある大傑作だ。時代が変わろうと狂気は売れつづけるだろう。将来の売り上げ枚数は世界最高になるかもしれない。

https://dot.asahi.com/billboardnews/2018030100013.html

発売45周年ピンクフロイドの狂気。全世界で5000万枚以上の売上げ。



その頃は死んでるだろうけど作品は生き残り続ける。
生きながら死んでる自分とは大違いだ。