黄昏野

セミリタイアの日々を綴っています。

有期雇用契約から無期雇用契約に転換。

晴れです。5月上旬並みの気温になるとのことです。朝も寒くはありません。

さて刻々と新年度が迫って来てます。2018年度は今までの新年度とは違います。

それはパートや契約社員などの有期雇用契約が無期雇用契約に転換される最初の年度だからです。

いくつかの条件があって、契約を繰り返し5年を経過したものが、本人からの申し出によって無期転換されると言うものです。

なんとなく会社に言い出しにくいという人は有期雇用契約のままにされます。コンプライアンス意識のない中小企業などは知っていて知らないふりをするかも知れません。

この本人からの申し出があった場合という文言は無くすべきだと思います。自動的に無期転換されるようにしなければ抜け道に使われてしまいます。

今、その2018年問題を控えて多くの職場で雇い止めが起きてます。
人手不足と言っても本音は有期で何かあった時にすぐに切れる状態を維持しておきたいのでしょう。

無期転換されたからと言って正社員にしなければならない法律もありません。ただ安心して働ける環境を用意できると言うことです。

それすらも嫌がる企業って何?
廃業したほうが世の中のためだと思います。

企業にコストがかかると言うのもデマです。無期転換するだけで、時給制のパートや契約社員などの給料は変わりません。
変わると言えば契約社員という呼び名くらいですね。無期雇用に契約もクソもありませんから準社員とかになると思います。

人手不足が深刻な運送業界などは率先して無期転換に前向きです。
従業員が自ら申し出る必要もなく会社側から無期転換の話があるくらいです。

無期転換させたくない業種の代表は行政職の臨時職員でしょう。
こんな職場で働くと間違いなく5年限度で放り出されます。
行政のくせに悪質極まりないです。

正規の職員の高給を維持する為、安い時給で使い、そのあげくいくら頑張っても捨てられてしまいます。

派遣も2018年問題にかかってきますが、より複雑なので今回は省きます。

では天気もいいので出掛けて来ます。