黄昏野

セミリタイアの日々を綴っています。

不幸な家族。

実家の母親から電話があって思い切り鬱になった。

兄夫婦と折り合いが悪いのは前回記事にしましたが、孫も口をきかないらしいので重症です。

兄貴にボロカスに言われて死にたくなったと言ってました。地獄だとも...

冬の間は風呂にも入っていないらしいです。そう言えば実家に帰った時、家の中は不潔で荒れ果てた印象がありました。

たぶん風呂は使われなくなって物置みたいにしてるんだと思います。
父親が生きてる時は片付けたりしてたんでしょうが、亡くなってからはほったらかしです。

猫を飼い始めたのがきっかけだと思うのですが、朽ち果てていくのが想像できます。

動物を室内で放し飼いにしてると畳も柱もボロボロになるし、異臭もします。小奇麗だった昔が嘘のようです。

掃除してる形跡もなく、シンクも汚れ、冷蔵庫は腐ったものまで放置されてる酷さです。

風呂に関して兄夫婦と孫はスーパー銭湯に車で行ってるらしいです。
母親はデイサービスで2000円払って施設で入ってるらしいので虐待にあたるかも知れません。

老いた親の死を待ってる状態でしょう。早く死んでもらいたいというのが本音だと思います。

他人が入ると実家は実家でなくなります。いつの間にか乗っ取られる感じですね。しょうがないですが。

子供、孫と同居してるのに温かさとは無縁で暮らす孤独。
デイサービスの帰り、兄貴に車で家まで送ってもらう帰り道、母親は気を使い兄貴にビールを買おうと思ったらしいです。

「そこのスーパーで一回止めて」

すると兄貴は

「止めてじゃなく、止めてくださいだろ!」


「あんたのビール買おうと思って」

「そんなもん、いらん!」

だったらしいです。
悔しくて悔しくて死にたくなったと言ってました。
そしてこの電話したこと絶対に言わんとってと念押しされた。

知られたら家にいられなくなるとも...


結婚なんてしなければよかったのに...

子どもなんて作らなければよかったのに...

一生独身のほうが幸せだったのに...



老いた母親の現状を聞いてそう思った。